阪急2300系




分巻界磁制御器を備え定速度制御を実現し、"オートカー" "人工頭脳電車"と呼ばれ華々しくデビューした2000系の京都線版で、同系と同時期の1960年にデビューした。
東芝製の電装品を採用した2000系とは異なり、2300系は東洋製の電装品を備え、製造当初から直流1500V対応となっている点が特徴。2325F 2014.2.10 上新庄


後に冷房化と主回路の界磁チョッパ制御装置への更新、一部車両の表示幕取付改造が施された。
その後も京都線の主力車として幅広く活躍し、2015年まで活躍した。2313F 2014.2.9 高槻市


表示幕改造を行わずに引退した車両のうち、C#2301とC#2352は正雀車庫で動態保存されている。近年再塗装が行われ、春の阪急レールウェイフェスティバル2016で公開された。
なお、2300系はこの他にもC#2311の前頭部が兵庫県内の民家に保存されている。2012.7.31 正雀車庫


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